Marshallは最初にJTMという名前のアンプを出しています。
ジム&テリー マーシャル の略だそうです。
そのアンプの回路の元になっていると言われているアンプが、
実はフェンダーのBASSMANなんです。
BASSアンプなのですが、ギタリストにも人気がありました。
JTMはゲインの幅を誤って大きく取りすぎ、より歪むようになったということで、
若干の回路の差はあるようです。
JTMはインプットの1と2を接続し回路的に並列にして、
2つの真空管のバッファアンプを一度に使うことで、より歪ませることが出来ます。
ですが、マスターボリュームもなく、ゲインだけで歪ませるので、
爆音を出さないと、ディストーションは得られないということになります。
ですので、おそらくJTMはその味を保ったまま、バッファ回路には手を加えず、
トレブルの出力からカップリングコンデンサの間に1MAあたりのマスターボリュームを
突っ込むのが、考えられます。
これで、ゲイン満開でも、適切な音量での演奏が可能になるでしょう。
プリアンプの部分はどちらかのゲインの出口をもう一方のフォンジャックに接続し、
増幅を2段カスケードするという改造も考えられますが、こうしてしまうと
JCMになってしまうので、JTMとしての味は損なわれてしまうでしょう。
それでも、6L6、KT66などの球を使えるという点ではJCMとはまた違い、
カスケードでも楽しめそうな気がします。
ヴィンモダのプリはまだ見たことありませんが、どちらなんでしょうね。
あまりアンプでムリしないで、BOSSのGE-7やTS系のオーバードライブで
ブーストさせて突っ込むのもいいと思います。
TSのオールド、もしくは新しくてもヴィンテージオペアンプに入れ替えたもので
クリップしたサウンドを真空管でドライブっていうのも結構イケルと思います。
オペアンプはスルーレートの遅いものが、クリップした時に太い音になる傾向があるようです。
新しいものは、このスルーレートを早くすることを目指すので、
ヴィンテージが好まれる結果になるということのようですね。
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