2005年7月30日土曜日

ボルテージコンディショナーの解説

たまに、うんちくを





ボルテージコンディショナーの解説





なぜ燃費が良くなったりトルクが増したりするのか





 車のオルタネーターにはレギュレターという電子素子が取り付けられている。これはオルタネーターで発電された電気を一定の電圧にしてバッテリーや車の電源に電気を供給している。


 つまりエンジンは車を前に進ませる仕事以外に発電するという仕事も行う必要があるということだ。


 バッテリーの特性として内部抵抗があるために大きな電流を流そうとするとその抵抗によって電圧を降下させてしまう。


 そうするとバッテリーの電圧が降下するのでレギュレターからバッテリーに電流が流れだす。するとオルタネーターは発電のためにエンジンの負荷となる。


 この突発の電圧降下をボルテージコンディショナーで抑制してやる事によって一瞬の電圧降下による発電による負荷を低減させ、エンジン本来のパワーを駆動力として使う事が出来る。


 ボルテージコンディショナーはこの動作のレスポンスを向上させるために内部配線での抵抗を下げるアイディアを盛り込み、核となるコンデンサもインピーダンス(交流負荷)の周波数特性が良い物を使用している。





 容量を複数用意したのはコンデンサ容量がオルタネーターに対してあまり大きいとバッテリーに電流が供給されず充電されないということが起こるからだ。


 ハッキリとは云えないが、10340は普通乗用車、6170は軽自動車や自動二輪車へ取り付ける容量として位置付けている。





 取りつけ直後にアイドリングが安定しなかったりエンジンストールしたりする事もあるが、2000rpmほどでエンジンをしばらくままわしていると解消されるようだ。





 ちなみにこの見解は2004/5/15に私が個人的に考察した内容でありこの内容を元に行った行為について事故、故障、その他損害について一切感知しません。








コンデンサの複数の並列接続について


中学校の時に抵抗器を並列にすると1/nΩになるって習いましたよね。


ねらいはこれなんです。


周波数が高くなる=瞬発的な電流の変化


コンデンサは実はこれに対しては余り得意ではないんです。





だから、複数並列と、私のチョイスしている低インピーダンスタイプのコンデンサの方が突発電流に対しては効果があるといえるのですよ。


物証からの理論です。





あと、対象にしている事象は直流ではなく直流に含まれる交流成分です。


スイッチを入り切りしている程度の印象でホットイナズマタイプのデバイスを考えると簡単なのですが、実は結構深いのです。





私はこう考えていてます。


何とかの資格を持っているとか実務はこんな仕事をしているとかアピールするのも良いのですが、交流に対する理解を測るのは難しいです。


ノイズの診断を常にされているとか、高圧電線の設定設計をされておられるというのであれば、私も頭を下げますが、電気工事士や自動車整備ごときで交流理論を語るにはちょっと、、、、





計装関係に従事されていてもお詳しいかもしれませんね。


あとは電波関連のかたかなぁ









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