2013年9月8日日曜日

ダイソー バックロードホーン 作成

ダイトーボイスのF-77Gを千石電商で買ってきました。
386ギターアンプで1個だけで使っていたのですが
そちらを先日マイラーコーンに変えたので

ダイトーボイスF-77Gが1個だけ余剰

評判からも寝かすには惜しいので、エンクロージャーを作ろうと思い立ちました。
いつもながらローコストで検討開始です。
WEBを検索していると
ダイソーMDFを使ったバックロードホーンエンクロージャーを紹介されている方を発見

スキャンスピーク 2吋ユニット お勧めエンクロージャー

材料と工具はダイソーでほとんど揃えます。
MDF
��00×300 4枚 
��00×300 2枚組  1セット
 在庫なかったので 背板ということもあり
 100×200と100×100で代用しました。
��00×200 4枚組  3セット
��00×100 6枚組  1セット
吸音材として クッション用のワタ
底板に張る傷防止クッションステッカー お好みで
水性透明ニス 2個買いました。
水性刷毛
木工ボンド
鬼目ヤスリ、糸鋸、ドリルの刃など

スピーカーケーブルとターミナルは別で調達
今回鬼目ナット打ち込みタイプM4を使ってみましたが
GOODでした。ただ、10Lだったので、短いのにすればよかった、、、、
このへんは臨機応変で

材料をなるべく正確にカット
直角を出すのがかなり重要です。
私はライフソーとソーガイドを持っているので
そういうものを使って正確にカットしましょう

スピーカーの穴とターミナルの穴が
かなりしんどいです。
丸穴は、F-77Gは80Φになります。
コンパスでけがいて、糸鋸の刃が入るくらいのドリルで穴を開けて
線に沿ってざっくりカット、鬼目ヤスリで整えて、最後はペーパーで仕上げです。
僕は引廻し鋸を使ったので、結構苦労しました。


MDFは接着性がかなりいいです。
木工ボンドだけで、簡単に組み立ちます。
直角平行に気をつけてつけていきます。


塗装です。
最後の一方の側板の四辺はマスキングしてボンド代を残しておきました。
内壁の刷毛の入る範囲は塗りました。
水性ニスですが、思ったより吸い込まなかったです。
塗ると木工ボンドが再度白くなったので、まずいかなと思いましたが
乾燥すると透明に戻りました。
塗ったほうが音にいいとかいろいろ意見あるようですが、
防湿とか保護の目的だけで塗ります。



外側も本当はペーパーで磨き上げるんでしょうけど
塗っただけです。


ワタを空気室の範囲だけ設置、木工ボンドで貼り付けておきます。
ケーブルも通して置きます。
このあと残りの側板接着なので、心残りのないようにしておきます。


接着して、圧迫します。


スピーカー取り付けてサクッと完成

接着、塗装などは乾燥してから次の工程に移ります
カット、接着、塗装、接着、組み立て
ざっと5日はかけるつもりのほうがいいと思います。

肝心の音の方ですが
F-77Gが評判通り良く鳴ってくれます
エンクロージャーも低音も良く鳴って
高音の分離もはっきりしているし
バックロードホーンの良さが出せていると思います。
ドンシャリではありません
繊細な音がします。上品なので
ドンシャリが好きな方は、別の方でお試しを

前側からフルレンジの音がでて
ホーンで高中音を減衰、低音だけでてくると
結果として低音が強調、しかも出てくる場所が違う
ちょっとだけ時間差があるなどの理由で
広がりもある。
この減衰が肝で、空気室の吸音材が今回は適切に収まったようです。
音道は塞いではいけません。
底部の反射板は自己アレンジですが、音道が細くならないように
設置しました。

ダイソーで1200円くらいから手持ちの工具補充幾つか補充するくらいの
コストで作れます。
鬼目ナットやターミナルなどの部材もいりますが
1万数千円でキットが売ってますので
そちらから比べるとかなりのローコストで遊べます。

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